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2018年12月18日、株式会社クリスタルロードが誕生しました!

起業を決心してからちょうど半年かかりました。どうして、この日に設立したかというと、「タイミングがよかったから」です。法人登記は法務局に行って手続きが必要ですが、放課後に法務局に行くのは時間的に厳しいです。そこで、学校が休みか午前中だけの日を狙う必要がありました。12月13日は期末テストの最終日でした。お昼で学校が終わるので、この日を選びました。期末テストを頑張るやる気にもなりました。あとは、大安だったので、親や司法書士さんは縁起がいい日だと言っていました。

起業を決意してから法人設立までの半年にやったこと

僕が起業しようと決めた日は6月13日でした。きっかけについては、「中学生になった僕が社長を目指す理由」を読んでください。社長になろうと思ってからやったことをまとめたいと思います。(15もありました!)

01.親の許可をもらう
02.担任の先生に相談する
03.校長先生の許可をもらう
04.広報活動をする
05.事業内容を考えてプレゼン資料を作る
06.たくさんの人に事業内容をみてもらう
07.仲間を見つける
08.クラウドファンディングについて調べる
09.クラウドファンディングやサイトで使う写真をプロに撮ってもらう
10.クラウドファンディングの文章を書く
11.クラウドファンディングの宣伝活動をする
12.資金調達について勉強する
13.メディアサイトTANQ-JOBを公開する
14.法人登記について司法書士に依頼する
15.取締役会を開催する
(16.法人登記する)

01.親の許可をもらう

親の許可をもらう。実はこれが一番難関な気がします。僕の場合は、父も母も「やりたいなら、やればいい」という考えの人で、全く反対をされなかったのですが、誰に聞いても、「反対するのは親」だと言います。

なぜ親は反対するのかというと、子どもの幸せを願っているからだと思います。でも、問題なのは、「子どもの幸せとは何か?」です。「お父さんやお母さんが自分のことを考えてくれているのは分かるし、感謝している。でも、何が幸せなのかは自分で考えたい」とどこまで本気で親に言えるかがポイントだと思います。

起業準備中に、たくさんの大人の意見も聞きました。どの大人も、「学歴は大事じゃない」「今の教育はダメだ」「学校の外に学びがある」と言ってくれます。それなのに、自分の子どもが起業したいと言ったら、賛成できる親は少ないのではないかと僕は思っています。

それは、「普通でいてほしい」からです。普通でいれば大きな成功もないけど、大きな失敗はないからです。子どもに失敗を経験してほしくないと願う親がとても多いのではないかと思います。僕はまだ子どもですが、親なら当たり前の気持ちなのかもしれないとは思います。

しかし、僕には「まだ若いから、いっぱい失敗しなさい。それが将来の役に立つ」とほぼ全員の大人が僕にいいます。自分の子どもには失敗してほしくないと願い、他人の子どもには失敗しろというのは、とても矛盾しています。

矛盾だらけの親を説得するのは大変かもしれませんが、頑張ってほしいです。僕の挑戦を親の説得に利用してもらっても大丈夫です。

02.担任の先生に相談する

学校の許可が必ずいるかは分かりませんが、あとから反対されたり禁止されると困るので、最初に学校の許可をもらおうと思いました。バイト禁止の学校なら、起業も同じだと言われるかもしれませんし、SNS禁止の学校なら、起業でネットに出ることを禁止だと言うかもしれません。はじめに問題点は全てクリアにしておいたほうが楽です。

僕の場合、起業を決めた次の日に担任の先生に言いました。「それなら事業計画書を見せてください」と言われて、2日かけて事業計画書を作りました。今読み返すと、笑えるくらいレベルが低い事業計画です。でも、先生のおかげて、ただやりたいと思っていただけの気持ちで終わらせずに、計画を立て、人に伝えられる内容にしようと行動できました。先生の言葉がなかったら、ただの思いつきで終わっていたかもしれません。

ある起業家の人に、「普通は親や学校がのどちらかがダメというのに、奇跡だね」と言われました。どんなに大きな数字をかけ算しようと思っても、誰かがゼロを持っていたら、その計画はゼロになってしまいます。僕の周りにゼロを持っている人がいなかったことは奇跡なのかもしれません。

また、ある人に、「子どもが起業して反対しないお母さんは1万分の1。反対しないお父さんも1万分の1。反対しない先生も1万分の1。すごい確率で起業できることを感謝してね」と言われました。僕はとても恵まれているのだと思います。でも、これを奇跡にしたくないのです。起業したいとか何か挑戦したいと思ったときに、親や学校に反対されてやりたいことができないような世の中をなくしたいのです。

03.校長先生の許可をもらう

担任の先生から、学年主任の先生、そして教頭先生まで話が行って、どの先生も僕の活動を応援すると言ってくださったそうです。最後に校長先生が残っていました。
校長先生に許可を取りにいく話は「仕事をしたい!校長先生にプレゼンしてきました。」を読んでください。

校長先生には一人でプレゼンに行きました。入学して3ヶ月経っていないので校長先生と直接話したことはありませんでした。自分一人で校長室に行くのは、とても緊張しました。株式会社を設立して取締役社長となった今でも、この半年間で一番緊張したのは、校長室のドアをノックした時でした。

つづきはまた次回

今回は、「起業を決意してから設立までの半年にやった15のこと」の01~03、学校の許可をもらうところまで書きました。次回をお楽しみに!
(01〜15までの内容や順番は、今後変わるかもしれません)

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