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先日、とても面白いことがありました。スタートアップ支援や起業家のためのビジネスメンタリングをしている Hirotuki Pinky Arai(荒井宏之)さんに、起業に関するコーチングをしてもらいました。名前に「Pinky」とあるように、服もピンクです!僕もは青色が好きなので真似をして全身青にしようかと思いましたが、青じゃ普通と家族に言われました。やっぱり、ピンクとか黄色などがインパクトありますね。

ピンキー荒井さんとはzoomを使ったビデオ通話で話しました。僕はラインのビデオ通話しかしたことがなかったので、パソコンで話をするのも初めてでした。ピンキー荒井さんはアメリカにいて、とても忙しそうだったので母が「別の日でもいい」と連絡したら、「ビジネスはスピードですよ」と返事がありました。その言葉で僕はどんな人かも分からなかったけど、ピンキー荒井さんはすごい人だと思いました。

今日の一番の目的は、資金調達の勉強でした。僕もビジネスパートナーの母も、資金調達のことがわかりません。借金は怖いし、投資家にお金を出してもらうと、少ない資本金しかない僕の株式の保有割合が小さくなってしまって、乗っ取られるかも・・・と怖いイメージしかありませんでした。ベンチャーキャピタルとか、エンジェル投資家とかエクイティーとか、アクセレーターとか、起業の勉強をすると出てくる言葉ですが、どう言う意味なのかどう言う状態のことを言うのか全くわかりませんでした。

それをピンキー荒井さんが、わかりやすく教えてくれました。

資金調達について僕が学んだこと

親子起業や子ども起業の資金調達はエクイティーよりデットがいい

  • VCやエンジェル投資家から出資を受ける場合、デメリットがあること。
  • VCは3−5年、最長でも7−10年後に上場できるような事業にしか出資しない。
  • 出資した場合は、上場を求められる。ビジネススピードが違う場合は、足かせになることもある
  • エンジェル投資家は本当にいい投資家か見極めが難しい
  • 株式保有割合が低くても、株主として経営に注文が多い投資家もいるし、強制力のある指示ができる投資契約を結ばせるケースもある
  • 多すぎる資金調達は、適正な広告費などが分からないのにお金を使ってしまう場合がある
  • 小さい会社にはエクイティー(株主資本)よりデッド(融資や借金)がいい

つまり、僕が提案する親子起業や子ども起業は、焦って出資者を探さなくていい!と言うことです。

親子起業は借金すべき?

投資を受けないなら、運転資金はどうするかと言うと、デット(借金)がいいそうです。「借金は怖い」と話すと、個人保証のあるような銀行の融資ではなく、日本政策金融公庫などの無担保無保証の融資を選べば、会社が倒産になっても個人の財産まで取られてしまうことがないことを知りました。

僕は中学1年の夏休みに探究学舎の「経済金融編」と言う投資や起業を勉強する授業を受けました。そこで投資ゲームもしましたが、融資を受けた方が会社が大きくなることを知りました。借金が怖いと思って融資を受けないと会社は拡大しないので、起業家は「借金する勇気」も必要です。

ピンキー荒井さんは、エクイティーよりデッドを提案してくださいましたが、銀行より助成金や創業支援の融資。それよりも家族に借りた方がいいと言っていました。都道府県の創業支援補助金も調べておくといいと言われました。一番いいのは、自己資金がたくさんあって、誰からも借金せずにできれば最高です。が、子ども起業家でそんなお金を持っている人はいないと思います。親に出してもらうのもいいですが、せっかく子どもで起業家になるのだから、色々学べた方が将来的にはいいと思います。

投資家には会うべき!

すぐに資金調達が必要でなくても、投資家にはたくさん会った方がいいとピンキー荒井さんは仰います。1000人の投資家に連絡して10人くらいから返事が会って、実際会えるのは2、3人というくらいの気持ちで連絡して、返事がなくてもめげずにコンタクトし続けるのが大事。でも僕のように、「12歳起業家」「親子起業」など珍しい内容なら、会ってくれる投資家はいると言ってくれました!これから、いろんな投資家を見つけて、当たって砕けろ精神で「会って欲しい」と言ってみようと思います。まずは投資家に事業内容を話して、投資に値するビジネスプランか見てもらうつもりです。

「話聞いてもいいよ」と言う投資家の方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください!!!!

事業内容も見てもらいました

事業内容もアドバイスをもらいました。

  • ウェブメディアの広告収入で事業化するのは難しい。この事業では内容が薄っぺらい
  • 「親子起業」の文化・啓蒙には時間がかかりすぎる。10年、20年やる覚悟が必要。
  • 「お前に実績がない」と批判してくる人が必ずいる
  •                 

  • 対策としては、①起業家「加藤路瑛」のブランド化か、②コアになる事業をきちんと作り、起業家として成功しちゃうこと
  • まずは、ブランド化すべき。「親子起業と言ったら、加藤路瑛だよね」と言われるくらいになること
  • そのためには、ブログ、ツイッター、フェイスブックで発信し続けること
  • 起業家としての活動記録と、自分が学んだことを発信していく
  • まだ経営やビジネスのインプットが足りないから、本をたくさん読むこと。本のレビューをブログにしてもいい。

と言うことで、ブランド化を自分のテーマだと思って取り組みたいと思います!

起業家のメンタリングは受けるべし

他にもアドバイスもらいました!

  • 起業したり、発信し始めると付き合いある半分の人から嫌われる。半分の人が応援してくれるから理解してくれる人と付き合って行けばいいい
  •                

  • ほとんどうまく行くことなんてないから、継続すること。発信し続けること。悩むぐらいならブログ書け!
  • ピッチは下手。面白みが伝わってこない。まずは、自分がワクワクすること。今の2万倍ワクワクして話をすること
  • 情熱が伝わる話し方を、プレゼンの経験を積んで研究すること
  • 母が話すぎ。黙る!

以上のような話を1時間以上書けて話してくださいました。

Hiroyuki Pinky Arai(荒井宏之)さんのビジネスメンタリングはおすすめ

僕はこれまでに色々な大人に事業内容をプレゼンしてきました。ピンキー荒井さんがおっしゃったことと似たようなことを言う大人はいましたが、否定や僕の事業のダメな点の指摘で終わらず、どのような行動を次にすべきか分かりやすく話してくれたので、とても理解しやすく、アドバイスを素直にやってみたくなります。

ピンキー荒井さんも最初にお話しくださいましたが、「いい起業家がいい起業家コーチになれる訳ではない」と言うことが実感しました。ピンキー荒井さんは、起業家のコーチングに最強な人です。面白い人です。また会ってみたい人です。そして、ピンクな人でした。荒井さん、ありがとうございました。

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